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カラスノエンドウと命のつながり

道端で色々な花が咲き始め、昆虫も目にするようになりました。
都会でも容易に見つけられる草、カラスノエンドウ。
烏の豌豆じゃなくて、烏・野・豌豆です

カラスノエンドウ 可愛い花ですね

こんな様子もよく目にするようになりました。
アブラムシ

柔らかい部分は、誰でも好きです。
アスパラの堅い部分を好んで食べる人もいませんね~
植物の美味しい汁を吸っているアブラムシです。
野菜を作っていると、ある朝、急に発生していることがありますね。

よく見ると、他の昆虫もいました。
ナナホシテントウ 誰もが知っているナナホシテントウ。

もっとよく見るとナナホシテントウの幼虫も。
幼虫

何をしているのでしょう
美味しいものがありました。
RIMG0110.jpg
ナナホシテントウは成虫も幼虫も肉食で、アブラムシが好物らしいです。
ムシャムシャ音が聞こえそう

今度はアリ アリ
アブラムシだらけの道を苦労して歩いているように見えますが。。

あっ! 美味しいものを見つけたようです。 アリ

花の元の黒い部分は…蜜腺 蜜腺らしいです。
人間の私がなめても甘~い
このアリは、蜜をもらいにきたみたいですね。
植物にとって蜜を作るにはそれなりにエネルギーがいるはずです。
ってことは、何かわけがあるんでしょうね~

アリはその他、アブラムシの出す甘い分泌物を目当てに
アブラムシのいる場所に来るそうです。

こんな虫もいました。スダジイ 何が目当てなんでしょう

こうして、一つの植物を巡って虫たちが集まります。
カラスノエンドウ → アブラムシ → テントウムシ
       ↓   ↓
         アリ

人間が好きな生きものも、嫌いな生きものも
み~んな命がつながって、この自然を作っているんですね。

そのつながりを人間が邪魔する権利はないのではないか…と
カラスノエンドウを観察して思いました。


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京都下鴨神社

今回の旅の最後は京都です。
前から行きたかった世界遺産である下鴨神社に行きました。
あいにくの雨模様ですが、
雨の京都も粋です。

京都駅から何度も乗換えて、降りた駅の真ん前は鴨川が流れていました。
鴨川と高野川が合流する地点なのですが、
下鴨神社は、その三角州に位置します。
RIMG0330.jpg  アオサギ 鴨川のアオサギ

歩くこと10分ほど。
参道脇には、小川が流れています。
RIMG0269.jpg  RIMG0323.jpg

実は、ここを訪ねたい一番の理由は、「糺の森(ただすのもり)」を見ることです。
東京ドーム3倍の広さの境内に、
紀元前3世紀ごろの原生樹林と同じ植生が群生しているそうです。
大都市に残された山代原野の面影を、この目で確かめたいと思いました。

ここの自然を見る時に、「水」は無視するわけにはいきません。
清らかな透明の水が都市に流れていることに感動しました。

この日、京都の知人に会ったのですが、
東京の川は底が見えへんな~、と言われました。
見えないのが当然と思っている自分が
可哀想になっちゃいます

この地域の植生は、ニレ科が多かったそうです。
その代表であるケヤキの若葉が雨に濡れて一層綺麗です。
ケヤキ

歴史を感じるスダジイの古木 RIMG0270.jpg

境内には、歴史的な遺物がたくさんあります。
「ならのおがわの復元」とありました。RIMG0318.jpg
古代の流路が発見され、復元したそうです。

そう、百人一首が好きなので、思い出しました。
「風そよぐ ならの小川の夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける」
今回わかった歌の意味は、奈良にある小川に風が吹いているのではなく、
ナラ(楢)の葉を風が揺らしているということです。
あ~~そうだったのか~~~ 勝手な解釈でした。。

三輪山とは違い、社のある神社で立派です。
RIMG0285.jpg  RIMG0307.jpg


下鴨神社の御神紋は双葉葵 RIMG0304.jpg
フタバアオイはウマノスズクサ科の植物です。

神社によくあるオガタマノキは雨でちょっとしな垂れて…
RIMG0314.jpg

ヒメコマツ(ゴヨウマツ)は、古今和歌集にも出てきます。
RIMG0298.jpg

こうして下鴨神社を歩き、歴史の重さを感じました。
そして、神社の持つ意味も確認することができました。

神社は神様のいらっしゃる場所として、開発から逃れられ、
人もあまり踏み荒らさない特異な場所です。
だからこそ、生物多様性が守られる場所として
これからも残っていくことでしょう。
そのような神社が世界遺産として守られていることを
日本人としても誇りに思いたいです。

山の辺の道

今日は、三輪山から山の辺の道に戻ります

昼食を済ませ、サクラが満開だという
久延彦(くえひこ)神社を通りました。
シダレザクラが美しい
RIMG0186.jpg

歩くたびに、神社やお寺に出遭います。

ひっそりとした風情が素敵な狭井(さい)神社です。
RIMG0214.jpg  足跡

細い道には、私の大好きなヤマザクラ
RIMG0212.jpg

山の辺の道には、小川や少し幅広い川が
右にも左にも流れています。

湿地に多いネコノメソウ RIMG0205.jpg

多くはなかったですが、ショウジョウバカマも
ショウジョウバカマ4

都会でもよく見るタチツボスミレですが、群落は美しい
RIMG0218.jpg

少し広い道に出ると、大和路が一望です。
穏やかな、まったりした、い~~い感じです。
サクラは、遠くから見て山の中にボーっと見えるのが好きです。
だから、お花見用に植えた?ものより、山の中にひっそり咲く
ヤマザクラが大好きです。
RIMG0236.jpg

しかし、不思議なのは、このような風景が
武蔵野の「遠くに山が見える人里の風景」とは違うのです。
関東人の私にとって、懐かしさを感じるというものではありません。

そこにある植物は、特に違うわけではないのに
関東と違う雰囲気があるのは・・・
穏やかな春の光を受け、
遠くに見える山の形、
なだらかな傾斜のある畑、
そんなことからなのでしょうか。

仲良くしていただいている大阪のブロガーさんも、
奈良は特別な雰囲気があるとおっしゃっていました。

日向を歩いていると、関東と違う植物に出会いました。
それは、シロバナタンポポです。
最近は、東京でも少しは見るようになりましたが、
やはり、このタンポポは関西に多いです。
RIMG0188.jpg

めったに見られなくなったレンゲも、畑の縁に咲いていました。
よく見ると、可愛いですね
レンゲ

街の中も水路がめぐらされています。
それだけ、水が多いんですね。
こんな街って素敵です
観光地っぽくないお店も、いいですね~
RIMG0252.jpg  RIMG0250.jpg

歩き疲れて、そろそろ山の辺の道も終わりに近づきます。
本当は、桜井駅から天理駅まで歩けばいいのですが、
時間もないし、疲れたし…ここで終了です。
振り返ると、三輪山が見えました。

古来、日本人の魂のよりどころだった三輪山は
その姿の美しさからもうかがえます。
美しい円錐形に、古代日本人は蛇の姿を感じたとも言われています。
三輪山

いにしえの奈良、もっと滞在したかったですが、
また、いつか訪れることにしましょう。









大和路を歩く ~三輪山~

やっとやっと、サクラが咲いて春爛漫
今年は、関西でお花見を楽しみました。

ずっと前から一度行ってみたいと思っていた三輪山。
山の辺の道を歩き、三輪山に登り…というプランを立てました。

近鉄桜井駅を降りて、出発
駅前でイソヒヨドリがお迎えです(こういうところで見るの初めて!)
イソヒヨドリ いい声でさえずります

RIMG0164.jpg  RIMG0165.jpg  RIMG0167.jpg
こんなところを通って、三輪山に向かいます。
山っぽくなってきました。RIMG0170.jpg
日陰にはアリドオシが。アリドオシ
細い棘はアリも通してしまう…?
お正月の縁起物、万両、千両、百両、十両…この植物は一両です。

階段を上ると鳥居をくぐり、拝殿があります。
そして、ご神木と思われる杉の木。
RIMG0178.jpg  RIMG0175.jpg  RIMG0176.jpg

三輪神社は、山自体がご神体で、本殿はありません。
この拝殿でお詣りを済ませます。
そして、拝殿から奥へ進み、いよいよ三輪山に登るのです。
社務所で住所、氏名、連絡先を記し、「参拝証」の襷をかけます。
登拝口で自らお祓いをして、いざ!
山では撮影、飲食禁止
敬虔な気持ちで登ります。

山の中腹までは水が流れ、湿っていました。
サカキ、ツバキ、カシ、スギ、ヒノキなどの常緑樹が多い中、
時々、落葉樹も見られます。
やはり、神様の山は、一年中緑に覆われているんですね。
中腹を過ぎると水はなくなります。
頂上は標高467m。高い山ではありません。
ご祭神の大物主大神(おおものぬしのおおかみ)は国造りの神として、
記紀神話に記されています。

とっても不思議な世界でした。
私も勿論、山頂でお詣りをしましたが、
日本は、やっぱり神道の国だな~と、つくづく思いました。
皆さん、敬虔な気持ちで入山されていました。


俗世間に戻り、参道を通って、山の辺の道に出ます。
参道に赤い花…と思ったらモミジでした。
モミジ
遠くに、大きな大きな「一の鳥居」が見えました。
RIMG0199.jpg

ここまで来て、お腹が空いたので、ランチタイム~
三輪そうめんのついている、ランチセットです
RIMG0192.jpg

まだまだ先は長いので、今日はここで一休み。
次回、山の辺の道の続きをお届けしま~す。







  


春の妖精

昨日は全国的に爆弾低気圧が猛威を奮って…
皆さんのところは大丈夫でしたか?
この季節に、こんな暴風雨というのも珍しいですね~

今日の東京は何もなかったかのように、いいお天気です。
ソメイヨシノも開花して、春だな~と感じます。

皆さんは春の花と聞いて何を思い浮かべますか
最近、カタクリの花を見るツアーなんてよく見かけます。
昔はカタクリなんてどこにでもあったんでしょうね。
根を片栗粉にしていたんですから。

それが今は、カタクリを見つけると
とっても「ありがたい」気持ちになるのは、
やはり、自然が失われてきている証拠ですね。

今日は、東京都東大和にある「薬用植物園」を訪ねました。

カタクリやニリンソウやフクジュソウなどの植物を
春の妖精(スプリング・エフェメラル)と呼ぶことがあります。

これらの植物は、林の木々が芽を出す前に目覚めてしっかり光をもらい、
木々が葉を繁らすと、消えてしまい、地面の下だけの活動に入ります。
姿を見る期間が短く儚いことから、こんな名前が付けられました。

でも、その生活史を知れば知るほど
「儚い」という言葉が似合わないと思うようになります


だって、他の植物より早く光を得て養分を蓄え、
高い木に光を遮られるとなると、ちゃっかり眠っちゃうんです
それでも、根は生きているのですから、ちゃーんと地下で働いていますが。。

こんな林で生活しています。10カタクリ1
植物園ですから、看板を撮らないようにするのに苦労します
ちゃんと光が当たっていますね。今のうちに頑張るぞ

やっぱり「妖精」の名が似合うお花ですね。
6カタクリ12  
こんなふうに花を咲かせるまで7~8年かかるんですって

1カタクリ芽だし・薬用 芽生えました。まだ種がついています。
2カタクリ5 地面には松葉のようなカタクリの芽がたくさん出ています。1年目です。
3カタクリ1枚・薬用 たぶん、2年目。やっと丸い葉になりました。

葉っぱが大きくなっても、まだ1枚。花はつきません。
5カタクリ7

そして、2枚の葉が出ると、花をつけることができるそうです。

7カタクリ13  →アップに耐えますね~

これも、春の妖精、ニリンソウです。
ニリンソウ2・薬用 ニリンソウ1・薬用

このような花たちが咲き終わると、本格的な春がやってきます。






プロフィール

J-ロビン

Author:J-ロビン
自然とスポーツを通して出会った生物多様性と人間多様性を大切にしていきたいです。

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