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タイサンボクの「かくれわざ」

今日は夏至。

各地で猛暑日となりました

6月のこの頃は毎年アジサイが綺麗ですね。

もう一つ、存在感のある花にタイサンボクがあります。

モクレン、コブシ、ホオノキ、タイサンボクは

みんな同じ仲間です。

この種類の植物は、原始的な植物なので、

花粉はありますが、蜜を出しません。

どうやって昆虫を誘うかというと、

香りで誘惑するのです。

タイサンボクの近くに行くと、とってもいい匂い


蕾から花が開きます。
1 2 3

この時期のタイサンボクは、めしべは花粉を受けるために
柱頭を反らせていますが、おしべはまだ、花粉を出していません。
雌性期です

4

香りはするけど、蜜はない、花粉もない…

ここにやってきた昆虫は騙された~というわけです
もし、花粉を体につけていれば、受粉成功ですね~

やがて、おしべは花床からはずれ始めます。

5 6

おしべは生殖活動を続けます。
この花粉を食べに、昆虫がやってきます。
雄性期です

因みに、雌性期と雄性期があるのは、
自家受粉できないように工夫されているのでしょう。
自家受粉は、子孫を繁栄させるためには
好ましいことではないからです。

そして、仕事を終えた「めしべ」と「おしべ」は落ちて行きます。

7 8

やがて、花弁も落ち、種を作ることに専念します。

9

今年もどれだけの昆虫がサギにあったのでしょうか。

花と昆虫の騙し合いで、自然界が成り立っているんですね。

でも、人間と人間の騙し合いはやめましょう


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これも多様性  …似ているけど違う…

自然界には同じものかと思っても

兄弟だったり、親戚だったりするものがあります。

似ているけど、どこかが違う


去年ぐらいから庭の芝生にニョキニョキと芽を出す植物を発見

こんな葉っぱ葉っぱ

そうか カンパニュラの種が飛んだんだ

カンパニュラの葉っぱはこれ葉っぱ

それで今年の早春、花壇に移植しました。

ところがところが

咲いたのはカンパニュラではなく、ホタルブクロだったのです。

咲いた花

これは、別のお宅に咲いていた、我が家と同じカンパニュラ
カンパニュラ

そういえば、両方ともキキョウ科。親戚です。

で、今度は咲いた花の萼片をよ~く見ると

ホタルブクロと兄弟?のヤマホタルブクロでした。

その違いは、ホタルブクロは萼と萼の間に
細い三角形の副萼片が反り返っているのに対して、
ヤマホタルブクロは萼片が膨らんでいるだけで
反り返るものがないことです。

ホタルブクロ萼片 ヤマホタルブクロ萼片
   ホタルブクロ       ヤマホタルブクロ

そんなの、どーでもいいじゃないかー
ホタルブクロなんだから~

と思いますよね~
ただ、自然界は多様なんだとわかっていただければ嬉しいです


話はかわって、お花屋さんを通りかかったら
「センノウ」と書いた苗を売っていました。ナント、150円也
私が大好きな「フシグロセンノウ」にとっても似ています。
思わず購入し、家で調べたら、
中国原産で古くから庭に植栽される、と書いてありました。

そして、両方とも同じ「ナデシコ科」、花弁の切れ込みが少し違います。

センノウ フシグロセンノウ
    センノウ      フシグロセンノウ
(フシグロセンノウは去年のブログ「秋を感じる瞬間」に登場)

しばらくは、センノウを堪能したのですが、
ある日、虫に喰われてしまいました~
虫食い

ここは日本なのに、中国から来たセンノウが好きな虫もいるんですね~
いったい誰でしょう? 姿は確認できませんでした~

植物の種類が多ければ多いほど
それに集まる昆虫も多くなり
豊かな世界ができるんです。

豊かな世界をつくる一員のセンノウを食べてしまった虫も
寛大に許してあげました

「命をつなぐ」ということ ~シジュウカラその後~

我が家の庭で

シジュウカラが巣材を運ぶのを発見したのは

4月11日でした。

翌12日は朝から2羽で巣材を運び

14日には、♂が激しく囀っていました。

そして、5月11日には、巣箱の中でかすかに
ヒナの声が聞こえました。
このころ、親鳥は交代で餌を運んできました。

親鳥 餌をくわえて 餌?
餌をくわえているのがわかりますか?
時には、庭にこんなに大きな甲虫の幼虫が落ちていました

本当なら、ヒナの声は日増しに力強くなるはずなのに

全く聞こえません。

クワに覆われて 季節は夏に向かい、巣箱はクワに覆われてきました。

シジュウカラは、親の産卵後、3週間で巣立つと言われています。

巣材を運び、巣を作るのに時間がかかったとしても、

5月中旬ぐらいには巣立つはずだったのでしょう。

そして、ある日・・・

巣箱の入り口からハエが出てくるのを発見

親鳥が出入りしていれば、ハエなんてありえない

いや~な予感がしました

声も聞こえないので、意を決して晴れた日に

巣箱を開けてみることにしました。
あ~~~ナント
(見たくない方は写真をクリックしないでくださいね)

巣箱の中

巣材は厚さ5㎝以上ありました。
フカフカの水苔が重ねてあり、
ヒナが育つ部分には、イヌかネコの動物の毛が
敷かれていました。

そしてその真ん中に、ヒナたちの死骸が

予想は的中しました


ちょうど、その頃、野鳥の研究者さんにお会いする機会がありました。

今まで4~5回、常に繁殖に成功していたのになぜ、と尋ねました。

 シジュウカラのヒナの生存率は27%程度。成鳥の平均寿命は1.3年
 しかし、1年目を生き延びた個体は8年も生きられる
 今まで成功してきた方が珍しい。熟練した親鳥かも…
 そして、今年失敗したのは若いカップルかも…
 あるいは、餌の虫が薬品で汚染されていたり、虫が足りなかったり…
 親鳥の片方が天敵などにやられて、戻らず、片方が諦めたかも…

・・・と考えられる原因はいろいろだそうです。

しかし、いずれにしても、野生生物は子孫の繁栄が最優先です。

育てられない、育たないヒナは、すぐに諦めて
次の繁殖に命を賭けるのが野生生物としてのミッションなのです。

それが、「命をつなぐ」「種を守る」ということ。

野生生物に同情や余計なおせっかいは無用です。

死んでしまったヒナは、ハエの幼虫(ウジ)の餌になっていました。

命の原則は「他の生きものに食べられること」だと

野鳥の研究者さんに教えていただきました。

あるがままの自然を素直に「観る」ことほど

大切なことはないと思いました。
 

プロフィール

J-ロビン

Author:J-ロビン
自然とスポーツを通して出会った生物多様性と人間多様性を大切にしていきたいです。

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