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夏の夜の感動ドラマ

東京では、そろそろニイニイゼミの羽化が終わり、
アブラゼミ、ミンミンゼミの羽化が始まりました。
少ないと思っていたセミですが、
近所の神社に夕方行ってみたら、
ゾロゾロ、穴からセミの幼虫が出て来ました

踏まないようにそぅ~っと歩いて

穴から出てきたセミは、木を見つけると、
一目散に木の方向へ向かって、
急いで登って行きました。

高く高く登ってしまうので、観察することができず、
考えた末、1匹を家に持ち帰り、庭の草に登らせることにしました。

夏の夜の命懸けのドラマ、
痒さと闘いながらも観察した一部始終をご覧ください!


午後18:30。まだ、辺りは薄明るく、
カラスとオナガが鳴いていました。

セミの幼虫にとって、鳥やカエルやは天敵です。

だから、暗くなってから穴から出て、
朝、明るくなるまでに飛べるようになるのです。

かなり暗くなり、カラスもオナガもねぐらに帰ったころ、
穴からちょっと二つの目が見えました。

ドラマの幕開けです

外を覗いて 光のある世界へようこそ!
ちょっと覗いて…     早く高い所へ行かなくちゃ・・・そして、家に持ち帰りました。 

背中が割れました イナバウアー!
割れました!       イナバウアー!!  荒川静香とどっちがうまい?

抜け殻から足を離して、体を抜くのに一生懸命です。ガンバレ!!

だんだん羽が広がります 羽はピンと伸びました
羽はまだ少し曲がって…  お腹も膨らんで、セミらしくなりました

セミは自分の持っているエネルギーをこの一瞬に集約して
成虫になるのです。やっと穴から出てきても

人に踏まれるかもしれない
カエルに食べられるかもしれない
カラスが狙っているかもしれない

でも、この世に生を受けて
成虫になって子孫を増やすことが使命だと
セミのDNAが言っています。

だから、一生懸命生きようと
この光ある世界に出てきて
力を振り絞っているのです。

私たち人間の世界で、この日本で、
こんなに命を懸けることって、めったにないですよね?

もう立派なセミ
(注:この画像は別の個体です)

そして、蒼く白かった羽はだんだんセミらしくなり
朝になって羽が乾いたら、飛んでいきます。
そう! 婚活開始 

こうして、人知れず、セミたちは
生と死が隣り合う暗闇の中で
子孫を残すために、奮闘しているのです。

自然のドラマは、どんな人気ドラマより感動的です

今年もこの地球の中の日本に、私たちの街に
セミが羽化できる日が来て、本当によかった







 


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セミのかくれんぼ

夏といえば・・・セミ!

今年、私が住んでいる辺りでは、セミの声が
例年ほどは聞こえませんが、皆さんのところはいかがですか?

セミは分類上、カメムシ目セミ科。
カメムシ目には多くの昆虫がいますが、その共通点は、
長い口吻があって汁を吸うことです。

セミは木の幹につかまって、樹液を吸っているんですね。
地面の中で数年過ごす間にも、
根から美味しい汁を吸っています。
だから、果物農家では害虫らしいですよ

東京付近で、一番早く出てくるのが、ニイニイゼミ。
それから、ヒグラシ・アブラゼミが出てきて、ミンミンゼミ。
ツクツクボウシの声を聞くと、そろそろ宿題を済ませなきゃ
と焦らなければなりません。

最近では、西にしかいなかったクマゼミも出現!
「シャーシャーシャーシャー・・・・」という声は
暑さを倍増させます

芭蕉の有名な俳句「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」に
出てくるセミは、何ゼミでしょう?
答はニイニイゼミらしいです。
芭蕉が山形県の立石寺でこの句を詠んだのは新暦の7月上旬。
現地でこのころ聞こえるのは、ニイニイゼミだけだそうです

トリもそうですが、セミはあんなに小さな体なのに、
なぜ、大きな声(?)が出るんでしょうね~?
あれは、声じゃないんですね
音です

セミで鳴くのは(正確には鳴くじゃないですね)オスだけです。
音を出す器官は腹の付け根にあって、背中にある発振膜が
それにつながる筋肉の伸び縮みでペコペコして、
その音がお腹の中で響き、大きな音となるのです。
セミを観察すると、腹を持ち上げたり、腹を上下させたりして
音を出しています。

だから、オスのお腹は空洞。

メスは空洞じゃないので、美味しいそうで
メスを食べる地方もあるそうですが、
どなたか、召し上がったことはありますか?
お味を知りたいです。

昨日、公園を歩いていたら、ニイニイゼミの声が
聞こえました。やっと見つけました!
どこにいるかわかりますか?

かくれんぼ

隠れているのはニイニイゼミです。
敵からは隠れたいけど、メスには存在をアピールしたい
究極の選択

セミの種類は、温かい地方のほうが種類が多いそうです。
上野動物園が、寒い国ドイツからキリンを購入した時、
運搬してきた人に何かお礼を、と聞いたところ
その人は「あの鳴く木がほしい」と言ったとか。
元上野動物園長のお話しです。

座布団10枚


水鳥さんに感謝して

捻挫のため、1カ月ほどバドミントンができませんでしたが、
やっと、復帰できました
昨年は肉離れを経験してしまいましたが、
捻挫も馬鹿にできません。
じん帯が何本か切れちゃってたみたいで
時間がかかりました。

久々に体育館でプレイをしましたが、
まだ、ちょっと怖い~~~
また、グキッとやってしまいそうで。。。

ところで、バドミントンは風があると
シャトルに影響するので、
夏も冬もエアコンなしでやらなければなりません。
もちろん、窓も閉め切ったままです。

暑さに弱い私には、夏の体育館は地獄です

そのシャトル、何でできているかというと、
ガチョウなどの水鳥の羽で作られています。

いつも私たちは、その羽を思いっきり打っているんです。

消耗が早いのは当然。

そして、近年の鳥インフルエンザ等の影響により
水鳥原毛の価格が高騰し、シャトルの価格も上昇しています。

となると、人間は人工羽根シャトルが作れないか、
と考えますね。

大手スポーツメーカーM社は
競技者の経済的負担の軽減のため
人工羽根のシャトルを開発しました。

研究に研究を重ね、天然のシャトルコックに近い
飛翔性のものができました。

現段階では、初中級者の練習用に使われています。

上級者や公式戦で使用できるには、まだ研究が必要だそうです。

鳥の羽の構造を真似るのは、そう簡単ではありません。
あの小さな体で、長距離を移動する種もいるわけで、
そのために、羽の曲がり具合とか、強度とか・・・
難しいんですね。

人工シャトルを手にとってみましたが、
羽根の部分は、発泡ポリエチレン、
その羽根をポリエステルの糸でつないで固定しています。

羽根が切れても影響はありませんが、糸が切れたら、
使い物にならないそうです。

やはり、自然のものは優れています。
人間は、常に進歩しようと努力を重ねていますが、
自然にどれだけ近づけるのでしょうか?

衣食住だけでなく、人間はこんなところにも
自然のめぐみをいただいているんですね。
楽しいスポーツが続けられますように
自然に感謝する気持ちを忘れないように
シャトルは大切に使いたいです

昭島市民の森よ、甦れ!

今日は海の日でした。

で、私は山に行きました。
奥多摩・昭島市民の森で下刈り作業でした。

地理に詳しい方は、なぜ奥多摩に昭島市民の森?
と思われたことでしょう。
これには、深~い訳があるんです。

まず、昭島市の水道水は地下水100%なんです。
おいしいんですよ

昭島市民が水道水として利用しているのは、深層地下水
その水は奥多摩の森と切っても切れない関係なんです。

地下水、それは、森がくれる自然の恵み
長い年月をかけて、森に降った雨は、湧水や地下水になるんです。
神様に感謝したいですね~

そして、現在の小河内貯水池は東京の水がめですが、
かつて、そこには村がありました。
貯水池建設によって、住民は移転を余儀なくされました。
その移民先で一番多かったのが昭島市だったんです。

なるほど 奥多摩に昭島市民の森をつくる意味がわかってきましたね~

現場はかつて林業が基幹産業だった場所です。
つまり、スギ、ヒノキの林です。

しかし、日本全国どこでも かつての林業の場は荒廃しています。
昭島市民の森では、このスギ・ヒノキ林を伐採して、
落葉広葉樹の森をつくることにしました。

平成16年に始まった市の取り組みが
昭島市民の手で、形になってきています。

草と同じくらいだった若い木は、
今では、2mほどに成長し、
将来の森の主人公になろうとしています。

その小さな森で、下刈りをしました。
下刈り前 下刈り後
下刈りする前と、した後、全然違いますよね。みんなで頑張りました

この山の近くには、こんなお花も咲いていました。
タマアジサイの蕾 → 開きました!
タマアジサイです。以前、記事に書いたコアジサイとともに私が
好きなアジサイです。可憐でしょ?

そして、こんなお花を見つけました。
ギンバイソウ
ギンバイソウといって、名前の由来は花の色と形が白梅を思わせるところから。
北の地方にはないようです。

まだまだ、数年しかたたない森ですが、
これでも、なかなか生物相が豊かになりました。

もっともっと生物が多様な森になるよう
これからも昭島市民ではない私ですが、
お手伝いしたいと思います

Give & Take の関係

梅雨明け間近。
青空が恋しいですね~

夏というと思い出すのが、
いつも子どものころ夏休みに遊んでいた
千葉の山です。

従兄弟たちと一緒に、カブトムシやクワガタを採りに行ったり
スイカを頬張って、縁側から種飛ばしをしたり・・・

その時季の山に入ると、ヤマユリが綺麗に咲いていました。
今はどこでも少なくなった気がします。
ヤマユリ

ヤマユリの花は日本最大級です。
大きくて、たいていは、茎が真っすぐ伸びずに
重さに耐えられず、下を向いてしまっています。
斜面に生えることも多いので、
山道に顔を出している感じがします。

この大きな花は誰にアピールしているのでしょう?

ユリ根というのを八百屋さんで見たことがあると思いますが、
ユリは球根で増えていきます。
でも、斜面など不安定な場所に多いため、
球根だけでなく、種子での繁殖も行い、保険をかけています

では、種子を作るため、誰にアピールする必要があるか、
というと、チョウとガです。それも、小さなものでなく、
大型のものです。
クロアゲハこのクロアゲハは湧水を飲んでいました

大きな花弁にとまってもらい、奥にある蜜を吸いにいく途中で
花粉をたくさん体につけるのです。
そして、次のヤマユリに蜜を吸いに入っていく時、
体につけていた花粉を雌しべにつけるのです。

しかし、夕方から強い香りを出すヤマユリは、
本来、ガを誘っているようです。
なぜなら、ガのほうがチョウより、飛行距離が長いのです

飛行距離の比較的短いチョウが
隣のヤマユリに受粉したら、自家受粉になってしまいます。
自家受粉は植物にとって、近縁者と結婚するのと同じことで
弱いものができてしまい、種(しゅ)を絶やす結果に
つながるからです。

だから、ガのほうが、送粉者としては、より好ましいのです。

美味しい蜜をいただいたら、
花粉を運ぶお手伝い
give & take

タダ働きも無銭飲食も許されない世界ですね。

プロフィール

J-ロビン

Author:J-ロビン
自然とスポーツを通して出会った生物多様性と人間多様性を大切にしていきたいです。

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